【辛口評価】ｶﾞｲｶﾞｰFUKUSHIMA（福島,評判,精度）

【購入はちょっと待って】

福島県で作成されたｶﾞｲｶﾞｰFUKUSHIMA。（がいがーふくしま）
話題を集め、廉価であることから注文が殺到しています。

でも、購入はちょっと待ってください。

ガイガーカウンターの口コミ・評判・精度については、販売後しばらくすれば、ユーチューブ（youtube）に動画つきでアップされるのが通常です。その動画やネット上での口コミ・評判・レビューを確認してから買っても遅くありません。

親切な人が、同じ場所を他のガイガーカウンターと一緒に計測。そのようすをビデオ撮りしてアップしてくれます。

たとえば、１０種類のガイガーで同じ場所を計測した動画がyoutubeにアップされています。

ポイントは、１時間あたり０．１マイクロシーベルト前後の場所と、同じく０．５以上の場所の２地点の数値を見ることが大事です。線量の高低によって、精度が異なる場合があるからです。

こうした比較実験を経て、精度の高いガイガーカウンターや放射線測定器がすでにわかっています。

・Ｍｒ．ｇａｍｍａ　ａ２７００（ミスターガンマ。群馬大学早川教授が使用）
・ＰＡ１０００　Ｒａｄｉ（シンチレーション式。上記の機種とほぼ精度が同じ）
・Ｔｅｒｒａ　ｍｋｓ−０５（中部大学の武田邦彦教授のおすすめ機種）

精度の高い機種は、通常５万円〜１５万円くらいはします。

福島県以外なら、Ｍｒ．ｇａｍｍｍａやＰＡ１０００が精度が高いです。
ただ、福島県内の高線量（１０マイクロシーベルト以上の場所）は、Ｔｅｒｒａなどが適しています。１０マイクロ以上ですと、Ｍｒ．ｇａｍｍｍａやＰＡ１０００では計測ができなくなるためです。

私は最初にガイガーカウンターを購入しましたが、０．２マイクロ以内の場所では、びっくりするほど計測値の精度が不正確でした。ガイガーは低線量むきではないようです。

０．２以内の場所は、シンチレーション方式のＭｒ．ｇａｍｍｍａやＰＡ１０００が適していると思います。
私自身は現在はＭｒ．ｇａｍｍａを購入し、計測に使っています。

・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan+mensetsu/20111105/p1:title=【放射能】奥多摩のスギ花粉から93.8Bq/kgのｾｼｳﾑ（杉）]