福島 南相馬市の黒い物質(黒い粉)、正体は枯れた藻?

「福島 南相馬市の黒い物質(黒い粉)は、プルトニウムではないのか?」という声が聞かれます。

しかし、いまだ確定的なことはわからない状況です。

これまでほぼ確実なのは、この黒い物質が高濃度のセシウムを含んでいること(1キロあたり100万ベクレル以上)。これについては、神戸大の山内教授が検査をしました。そしてこの物質は、枯れた藍藻らしい、と山内先生が予測しています。

その他については、まだ検査をした専門家がいないのです。

アルファ線α線)とベータ線β線)が出ている、という情報については、ガイガーカウンター「インスペクター+」やベクレルモニターで検査しただけのようです。これらの検査器だけですと、精度不足で、確実なことは言えないと思われます。

可能性自体は否定できませんが、精密な検査をしない限りは、この問題は進展しそうにありません。

この問題に取り組んでいる中心人物は、南相馬市の市議・大山こういちさんです。大山さんは、2月24日に報告書を警察に持参しましたが、受け取りを断られたといいます。

問題の解明のためには、核種と汚染度の測定作業が不可欠。
真相解明と対策が急がれます。


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・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan+mensetsu/20120221/p1:title=【最新情報】福島原発2号機の温度計、200度超えか?(2/19)]