【受験の面接対策】「NG言動」(小学、中学、高校、大学のAO入試・推薦入試編)

【「失敗言動」】

・人柄に好感が持てない
・元気さがない
・声が小さい
・姿勢が悪い
・目を合わせない
・服装・髪型が常識はずれ
・言葉づかい(敬語)や、態度、受け答えが無礼
・志望動機に疑問を感じる
・自分の意見がない
・面接での会話が成り立たない
・人や学校の悪口を言う
・成果がわからない
・自己PRと志望動機を暗記している
・しかも自己PRを暗記し切れなくて、沈黙の時間が・・・
・集団面接で自分の話が終わるとスイッチが切れた顔になる
・集団面接で隣の学生をガン見する(笑)
・志望動機がHPや入学案内とまったく同じ内容
・話が長い
・何の話かわからない
・足が開いている(女子生徒)
・短所に長所で答えすぎ
・「私の強みは笑顔です」をこわばった顔で言う


【人柄に好感が持てない】

いくら頭がよくたって、ツンツンしている人は多くの面接官がいやがります。
面接に先立ち、自分の長所・短所を周囲の人に取材して、反省しておくことが肝心ですよ。


【元気さがない、声が小さい、姿勢が悪い】

面接官のおじさん、おばさんは元気で明るい人が大好きです。
普段ネクラな人も、多少の元気は出すように努力してくださいね。私も暗い方なんですが、みんながいるときはできるだけ明るくするように心がけてます(汗)


【目を合わせない】

山でクマに出会った際、目をそらすと食べられてしまうといいますね。
まあ、それは関係ないですが、目をそらす人って、

「何かやましいことがあるのかな」

と相手はかんぐってしまうものです。
よく「ネクタイを見ろ」とか「鼻を見ろ」とか言う人がいますが、私は反対です。
しっかり目を見ないことには、自分のイイタイコトなんで伝わらないと思うからです。

ただし、クマと遭遇した人間のように、ずっと目をそらさないのも逆にコワいです(汗)
何事もバランスが大事ですね。


【服装・髪型が常識はずれ】

制服があるなら、制服で行くのが無難ですね。
髪を普段そめている人は、この日だけは黒くして行きましょうね。年配のおじさん、おばさんで、しかも教育従事者っていうのは結構保守的なものなのです。

「服装・髪型・髪の色で不合格」というのはよく聞く話です。ここは注意しときましょう。


【言葉づかい(敬語)や、態度、受け答えが無礼】

とくに言葉づかい、敬語は普段の生活の中で練習しておきましょうね。


【志望動機に疑問を感じる】

・その学校がどうしてもいい(他校ではダメだ)、ということ。
・自分が本当にいいと思ったこと。
・きちんと調べていること。

志望理由では、この3つがポイントです。
「入学後はバスケットボールがやりたい」と言っているのに実はその学校のバスケ部は活動休止状態だったなどというケースがよくあります。


【自分の意見がない】

その学校に入るのは自分であって、親ではありません。
なのに、「人に勧められて」とか「人がいいと言ったから」とか「母がこう言っているので」などの回答は自主性が感じられません。


【面接での会話が成り立たない】

これ、当たり前なんですが、優秀な生徒でもできてる人は少ないです。
あとで回答を言おうとすると、緊張で何の質問だったか忘れてしまうんですね。

ですので、「質問されたらまずYES、NOとか自分の意見を答えてしまう」。
日常生活でそういう習慣をつけておくことが肝心です。


【人や学校の悪口を言う】

面接官:「どうして他校が第一志望じゃないのですか。」

この質問に他校の悪口を言う人がよくいます。

でも、ですね。「悪口連想の法則」というのがあるんです。

「うちで他校の悪口を言っているということは、他校ではうちの悪口を言うのだなこの人は」
ってことです。


【成果がわからない】

「市大会準優勝」「英検準2級合格」など、成果がある場合はできるだけ成果を伝えるようにします。
そうすれば他の受験生たちとの違いが出せます。


【自己PRと志望動機を暗記している】

携帯電話の留守番電話サービスの人のような語り口で話をされても・・・
せっかく仕上げたPRも、暗記口調になったとたん0点になるので気をつけてください。


【しかも自己PRを暗記し切れなくて、沈黙の時間が・・・】

これは面接官としても気まずい時間です。


【集団面接で自分の話が終わるとスイッチが切れた顔になる】

自分の話が終わると、とたんに表情が真っ暗になる人がいます。
こわいです><

これは集団討論、グループ討論でも言えることなので、自分の発言が終わったからといって気を抜かないようにしてくださいね。


【集団面接で隣の学生をガン見する(笑)】

「人の話を聞く」のは大事。
だけど真横の学生にガン見されたらどうですか?
よけい緊張しません?

ちなみに面接官側からこれを見ると、エジプトの壁画の横顔のように見えます(笑)


【志望動機がHPや入学案内とまったく同じ内容】

これ半数以上の志願者がやってしまっていると思われる悪い例です。
面接でHPや学校案内をそのまま言われても・・・


【話が長い】

とくに昼食後の午後一だとつらい。
話が長いと面接官は眠くなってしまいます。

それに、他の学生の時間が減ってしまうので、時間が気になってヒヤヒヤします。

とくに指定がなければ、自己PR・志望動機は1分以内。他の話は30秒以内がいいでしょう。


【何の話かわからない】

「わたしはみんなと協力して大きな成果を上げました。
途中苦しいことがありましたが、そこは一致団結乗り切りました。」

で、いったい何の話をしているんだろう、この学生は。
ということが実は多発しているというのが現実です。

5W1H的なことをある程度入れていかないと、初対面の人には話がわからないのですね。


【短所に長所で答えすぎ】

面接マニュアルには「短所は長所で言え」とあります。
で、

「ものごとに集中しすぎて周りが見えなくなります」

がおそらく全国ナンバー・ワンの回答でしょう。これは短所というより、「周りが見えなくなるほどの集中力があります」という自己PRですよね。
あんまりこの調子だと、「この人に誠実さはあるのだろうか」と考えてしまいます。


【足が開いている(女子生徒)】

ここ数年、面接での女子生徒の足の開き方が半端ありません。
気をつけましょう。


【「私の強みは笑顔です」をこわばった顔で言う】

面接って緊張します。
「笑顔がウリ」なのに、面接での笑顔がコワい人がよくいることを覚えておきましょう。

それに、笑顔がステキなら面接で会えばすぐわかるから、言わなくてもいいかもです。


【まとめ】

やはり事前の面接対策が不可欠。

模擬面接を受けるのはもちろんのこととして、受け答えの内容も一通り社会人にチェックしてもらってから受験するようにしてくださいね。