【ゼロからわかる】 就職 面接 マナー

■就職 面接 マナー

就活の面接では、知らないと損をするマナーがあります。私は企業の人事やキャリアコンサルタントとして、就活する学生や社会人の皆さんに接してきました。その経験から、きちんとできている人とそうでない人とで天と地ほどの差が開いてしまっていると感じます。

今回の記事では、面接のマナーの基本についてまとめました。


■面接官の視界に入った瞬間から面接はスタートしている

ときどき誤解している人がいるのですが、面接は面接官の視界に入った瞬間からスタートしています。たとえば、あるテレビ局の面接官の場合、イスに座る前に不合格にした学生がいるそうです。身だしなみや態度があまりによろしくなかったのが評価ポイントだったようです。

上記のyoutube動画でもアドバイスがなされていますが、普段の立ち居振る舞いから正しておいた方が、本番でボロを出さずに済みます


■ノックは2回?

面接が部屋の中で行われる場合、ノックは何回がいいのか、よく議論になります。「2回が面接、3回はトイレ」と言う人がいたりします。個人的には2回でも3回でも問題はないと思います。

座る前には、学生なら学校学部と名前、社会人なら名前を言い、「よろしくお願いします」とおじぎをしてから座ります。


■おじぎの仕方にもルールがある

社会人のおじぎにはルールがあります。首は曲げずに、腰だけ曲げます。場面によっておじぎには角度もあります。会釈は15度、普通は45度、お礼やお詫びは90度といった具合いです。面接の際には45度くらいがいいでしょう。よくある失敗としては、首を曲げる人が結構います。これは見た目があまりよろしくありませんので、腰だけでおじぎができるようになるまで練習しましょう。

動画でも説明がありますが、「〇〇大学□□学部 △△△△と申します。本日はどうぞよろしくお願いいたします」と相手の目を見つつ言ってからおじぎすると、キレイです。


■退出時もあいさつとおじぎ

面接が終わって起立して退出する際にも、あいさつとおじぎをします。イスから立って「本日はありがとうございました」と言って一礼。ドアから出る前にも「失礼いたします」と言って一礼してから退出しましょう。


■10回以上練習しよう

恋愛でもなんでもそうですが、はじめてのときは失敗が重なるもの。なので、第一志望の面接までに、本番も含めて10回以上は練習をしておきたいところ。面接は、水泳やスキーと同じく実技です。実技は、自然にできるまでに繰り返し練習が必要なのです。

就職サイトのリクナビなどで、模擬面接ができるイベントがあったりします。現役の人事やキャリアコンサルタントに面接してもらえるケースもあります。なので、こうした機会を積極的に活用するとよいと思います。