【まるわかり】求職者支援訓練 給付金
■求職者支援訓練 給付金
求職者支援訓練では、一定の条件を満たすと、月々10万円の給付金「職業訓練受講給付金」をもらいながら職業訓練を受けることができます。具体的な条件は次のとおりです。
・雇用保険の受給資格がない社会人
・求職者支援訓練の授業に8割以上出席
・本人収入が月8万円以下
・世帯全体の金融資産が300万円以下
・世帯全体の収入が年間300万円以下
・現住所以外に土地・建物を所有していない
・同世帯の中に同時にこの給付金を受給している人がいない
・過去3年以内に、偽りその他不正の行為により、給付金の支給を受けたことがない
・訓練期間中、ハローワークに来所し、職業相談を受けること
※「収入」とは、賃金等の稼得収入の他、年金その他全般の収入を指します。
※「世帯」とは、本人のほか、同居または生計を一つにする別居の配偶者、子、父母が該当します。
※「出席」とは、訓練実施日において全てのカリキュラムに出席している日を指します。また、遅刻・欠課・早退は欠席扱いとなります。
(ソース)
・厚生労働省のHP:求職者支援制度があります!(PDFファイル)
■求職者支援訓練の受講条件
職業訓練受講給付金をもらうためには、求職者支援訓練を受講する必要があります。求職者支援訓練をするための条件は次のとおりです。
1 ハローワークに求職の申込みをしていること
2 雇用保険被保険者や雇用保険受給者でないこと
3 労働の意思と能力があること
4 職業訓練などの支援を行う必要があるとハローワーク所長が認めたこと
例を挙げると、次のようなケースになります。
・雇用保険に加入できなかった方
・雇用保険を受給中に再就職できないまま支給終了した方
・雇用保険の加入期間が足りずに雇用保険を受けられない方
・自営業を廃業した方、学卒未就職者の方 など
■求職者支援訓練とは
求職者支援訓練は、離職中で雇用保険に加入できない社会人が、経済的な心配なくスムーズに専門知識や技術を身につけられるようにという趣旨で実施されています。
通常、事前に面接が課され、就職の意思があるのかどうかなどの確認がなされます。ですので、面接に際しては、なぜその訓練を受ける必要があるのかを具体的に説明する必要があります。
■疑問解消にはYahoo!知恵袋
ちょっとした疑問を解消するには、Yahoo!知恵袋が便利です。
(Yahoo!知恵袋)
・Yahoo!知恵袋:「職業訓練受講給付金」の検索結果
■窓口はハローワーク
職業訓練受講給付金も求職者支援訓練も、窓口はハローワーク(職安)です。分からないことを解決するには、直接聞くのが正確で手っ取り早いです。
連絡先や場所は、厚生労働省のHPで調べられます。
(ハローワークの連絡先と所在地)
・厚生労働省:全国ハローワークの所在案内
(職業訓練公式ページ)
・[http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/shokugyounouryoku/training_worke/index.html:title=厚生労働省のHP:職業訓練(就職に向けてスキルを身につけたい方へ)]