【まとめ】面接内容と対策(ハローワーク介護ホームヘルパー2級講座)

【職業基金訓練の面接対策】

職業基金訓練(求職者支援制度、公共職業訓練)は、もっぱら再就職支援のために実施されています。この目的を意識することが最大の面接対策です。よく主婦の方が「将来の保険のため」ということで基金訓練を受講しようとするケースを見かけます。いまは困っていないけれど、将来仕事をしなければならなくなったときのために知識を身につけておきたい、というのは自然なことだと思います。

しかし、職業訓練は再就職支援が主な目的です。ですから、再就職の意欲が弱い場合、面接で落とされることがあります。職業訓練とは、景気対策・雇用対策であり、また、税収増の対策でもあります。職業訓練を受けても就職活動しなかったり、勤労意欲がないようですと、本来の施策の目的からは外れてしまうことになるのです。


【委託訓練の面接評価のポイントは3つ】

・再就職意欲
・まじめさ
・素直さ

ホームヘルパー2級養成、介護職員基礎研修課程といった講座は人気があります。応募人数が多ければ、筆記試験や面接によって人数が絞られることになります。試験は各職業訓練校が実施します。その際の評価の主なポイントが上記の3つになります。ですので、面接の質問項目内容も、これらに沿ったものとなることが多いのです。

・この講座の志望理由はなんですか
・就職活動はしていますか
・長所・短所を教えてください
・最後まで休まず受講することができますか

具体的には上記のようなことが聞かれます。

委託訓練は、行政が民間の資格取得学校に講座運営を委託する形式の職業訓練です。ですので、実際に授業を行うのは、ニチイ学館であったり、三幸福祉カレッジだったりします。そして、これらの民間の職業訓練校は、講座受講後の再就職率がよくないと、行政の指導が入ります。また、欠席率が高ければ、もらえる補助金が少なくなります。このような背景があるため、再就職意欲とまじめさ(休まず授業に出席できるか)を最重視します。

さらに、素直な人でないと、授業の進行がスムーズにいきません。ですので、口答えするような人よりは、多少不満があっても我慢する人を好む傾向があります。


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