【ハローワークの資格講座】 出雲市の求職者支援訓練
*2015年10月22日更新版。
ハローワーク(職安)が窓口になっている職業訓練「求職者支援訓練」で、授業料無料の資格講座などが行われています。ただし、テキスト代や教材費は自己負担です。
求職者支援訓練の対象は、離職中で雇用保険に加入していない社会人。具体的には、転職活動中の社会人(失業保険をもらっていない場合)や、無職の人、フリーター(勤務時間の短い場合)、主婦などが当てはまります。
■求職者支援訓練の種類
求職者支援訓練の種類には、介護職員初任者研修(旧 ホームヘルパー2級)、介護福祉士実務者研修、パソコン教室、CAD、DTP、WEBデザイン、プログラミング(プログラマー)、簿記2級・3級、宅建、ネイル(ネイリスト)、エステ、アロマテラピー、ファイナンシャルプランナー、医療事務・調剤事務・介護事務講座、日本語教師養成講座などがあります。
■求職者支援訓練の例
求職者支援訓練のおもな形式としては、ハローワークが直接行うのではなく、資格学校や一般企業に委託して実施する「委託訓練方式」がとられています。
調べてみますと、たとえば出雲の市内で次のような訓練が見受けられます。
〇 オフィスシステム講座の例
・訓練内容
各種オフィスアプリケーションを活用した文書、帳票作成だけでなく、VBAマクロプログラミングなどにより業務の効率を向上できるスキルを習得する。
・対象資格(任意受験)
CS技能評価試験(表計算部門3級、2級)
CS技能評価試験(データベース部門3級、2級)
・訓練期間及び訓練時間
平成27年12月4日〜平成28年4月1日 (4か月)
9:10 〜 15:50
・自己負担額
\12,728
(交通費が別途発生する場合があります。)
・募集定員
15人
・訓練実施施設
出雲コアカレッジ
(学校法人斐川コア学園)
・訓練実施施設の所在地
島根県出雲市斐川町富村
〇 医療・調剤事務講座の例
・訓練実施機関名 株式会社日本教育クリエイト
・訓練科名 医療・調剤事務総合サービス科
・訓練期間月数 4ヶ月
・訓練期間 平成26年10月15日 〜 平成27年2月13日
・訓練時間帯 9:10 〜 15:50 ※主な訓練時間帯
・募集定員 15人
・対象資格(任意受験)
医療事務検定
医療事務コンピュータ能力技能検定試験
調剤報酬技能検定
Word・EXCEL技能認定試験3級
PowerPoint技能認定試験上級
・訓練内容 医療保険の点数計算と請求事務、及び請求事務コンピュータのオペレーション技術を習得する。調剤報酬請求事務についても学び、医療機関や調剤薬局など幅広い就職先にて即戦力になるためのスキルを習得する。
・自己負担額 14,500円
*交通費が別途必要になる場合があります。
・訓練実施施設名 株式会社 日本教育クリエイト出雲教室
・実施施設所在地 島根県出雲市今市町北本町
〇 事務講座の例
・訓練実施機関名 学校法人斐川コア学園
・訓練科名 ビジネスサポート事務科
・訓練期間月数 4ヶ月
・訓練期間 平成26年11月25日 〜 平成27年3月24日
・訓練時間帯 9:10 〜 15:50 ※主な訓練時間帯
・募集定員 20人
・対象資格(任意受験)
コンピュータサービス技能評価試験(ワープロ部門3級、2級)
コンピュータサービス技能評価試験(表計算部門3級、2級)
日商簿記検定3級
・訓練内容 各種オフィスアプリケーションを活用した技法、WEBサイトを活用した情報発信、商業簿記、ビジネスマナー、コミュニケーション力、電話応対等を習得する。
・自己負担額 13,829円
*交通費が別途必要になる場合があります。
・訓練実施施設名 出雲コンピュータ専門学校
・実施施設所在地 島根県出雲市斐川町富村
■最新の講座の探し方
求職者支援制度の講習会は、次のHPなどで調べます。
(求職者支援訓練 検索ページ)
・求職者支援訓練認定コース情報検索システム
■職業訓練受講給付金
求職者支援訓練の場合、「月収8万円以下」など、一定の条件に合致すると、月々10万円の職業訓練受講給付金をもらいながら訓練を受けることができます。
職業訓練給付金について、くわしくは当ブログの次の記事をご覧ください。
・サルでもわかる職業訓練受講給付金(ハローワークの審査と条件)
■面接対策
求職者支援訓練の面接対策としては、面接官に「この人は、職業訓練後 確実に就職できる」と思ってもらうことが重要。求職者支援訓練の目的が就職・転職支援であるためです。なので、「自分の就職・転職のために、なぜこの講習会が必要なのか」を熱く語れるようにしておきましょう。
面接対策については、当ブログの次の記事でまとめています。
■窓口など
申し込みや問い合わせの窓口は、ハローワークになります。ネット上の口コミ・評判なども参考にはなりますが、分からないことは、ハローワークに直接聞くのが手っ取り早くて正確です。
(ハローワークの所在地と連絡先)
・全国のハローワークの所在地と電話番号(厚生労働省のHP内)
また、職業訓練の公式ページは以下のとおり。
(職業訓練 公式ページ)
・厚労省のHP:職業訓練(就職に向けてスキルを身につけたい方へ)
なお、求職者支援訓練は、格安の受講費用ということで、競争倍率が高くなることがあります。面接などが課され、必ずしも希望者全員が受講できるとは限りません。ですので、有料の資格取得講座も一緒に調べることをおすすめします。
【関連記事】