【まとめ】 名護市 ハローワークの求職者支援訓練

■名護市 ハローワークの求職者支援訓練

ハローワーク(職安)が窓口になっている職業訓練「求職者支援訓練」で、授業料無料の資格講座などが行われています。ただし、テキスト代や教材費は自己負担です。

求職者支援訓練の対象は、離職中で雇用保険に加入していない社会人。具体的には、転職活動中の社会人(失業保険をもらっていない場合)や、無職の人、フリーター、主婦などが当てはまります。


■求職者支援訓練の種類

求職者支援訓練の種類には、介護職員初任者研修(旧 ホームヘルパー2級)、介護福祉士実務者研修、パソコン教室、CAD、DTP、WEBデザイン、プログラミング(プログラマー)、簿記2級・3級、宅建、ネイル(ネイリスト)、エステ、アロマテラピーファイナンシャルプランナー、医療事務・調剤事務・介護事務講座、日本語教師養成講座などがあります。


■求職者支援訓練の例

求職者支援訓練のおもな形式としては、ハローワークが直接行うのではなく、資格学校や一般企業に委託して実施する「委託訓練方式」がとられています。

調べてみますと、たとえば名護の市内で次のような訓練が見受けられます。

〇名護市の経理事務講座の例

・訓練実施機関名 沖縄情報経理専門学校名護校
・訓練科名    経理事務科
・募集期間    平成26年5月23日 〜 平成26年6月16日
・選考年月日   平成26年6月25日  選考結果通知 平成26年7月2日
・訓練期間月数  4ヶ月
・訓練期間    平成26年7月17日 〜 平成26年11月14日
・訓練時間帯   9:00 〜 15:30 ※主な訓練時間帯
・募集定員    15人
・訓練目標    企業の経理部門において財務・税務会計原価計算及び管理会計の基本作業ができる。
・対象資格(任意受験)
 簿記検定2級
 日本語ワープロ検定2級
・訓練内容    職業能力の基礎となるコミュニケーション力やビジネスマナー、企業の経理部門における財務会計、PC会計処理、財務諸表報告、原価計算、資金収支管理に必要な知識及び技能・技術を習得する。
・自己負担額   14,004円
 *交通費が別途必要になる場合があります。
 *消費税率引上げにより金額に変更が生じる可能性があります。
・訓練実施施設名 名護就職サポートセンター
・実施施設所在地 沖縄県名護市宮里
・想定する仕事  一般事務、経理事務員

訓練は、他の地域でも実施されています。

那覇市の接客サービス講座の例

・訓練実施機関名 株式会社コーヨー
・訓練科名    接客サービススタッフ養成科
・募集期間    平成26年5月30日 〜 平成26年6月24日
・選考年月日   平成26年7月2日  選考結果通知 平成26年7月9日
・訓練期間月数  6ヶ月
・訓練期間    平成26年7月25日 〜 平成27年1月23日
・訓練時間帯   9:40 〜 16:10 ※主な訓練時間帯
・募集定員    15人
・訓練目標    サービス関連業界全般において必要とされる、接遇力、クレーム対応力、接客英語での対話力を身に付け、PC基本操作ができる。
・対象資格(任意受験)
 サービス接遇検定準1級
 ビジネス電話検定 知識A級
 Word文書処理技能認定試験2級
 Excel表計算処理技能認定試験2級
・訓練内容    サービスの基本、立ち振る舞い、コミュニケーション能力、折衝能力、クレーム対応力、国外の観光客への対話力を身に付け、サービス業に関する知識・技能を習得する。
・自己負担額   9,180円
 *交通費が別途必要になる場合があります。
 *消費税率引上げにより金額に変更が生じる可能性があります。
・訓練実施施設名 アジアソーシャルアカデミー
・実施施設所在地 沖縄県那覇市牧志
・想定する仕事  ホテル・免税店・飲食店などの観光関連施設、米軍基地内サービス関連職


■最新の講座の探し方

求職者支援制度の講習会は、次のHPなどで調べます。

(求職者支援訓練 検索ページ)
求職者支援訓練認定コース情報検索システム


職業訓練受講給付金

求職者支援訓練の場合、「月収8万円以下」など、一定の条件に合致すると、月々10万円の職業訓練受講給付金をもらいながら訓練を受けることができます。

職業訓練給付金について、くわしくは当ブログの次の記事をご覧ください。

サルでもわかる職業訓練受講給付金(ハローワークの審査と条件)


■面接対策

求職者支援訓練の面接対策としては、面接官に「この人は、職業訓練後 確実に就職できる」と思ってもらうことが重要。求職者支援訓練の目的が就職・転職支援であるためです。なので、「自分の就職・転職のために、なぜこの講習会が必要なのか」を熱く語れるようにしておきましょう。

面接対策については、当ブログの次の記事でまとめています。

【知らないと損をする】 求職者支援訓練の面接対策


■窓口など

申し込みや問い合わせの窓口は、ハローワークになります。ネット上の口コミ・評判なども参考にはなりますが、分からないことは、ハローワークに直接聞くのが手っ取り早くて正確です。

ハローワークの所在地と連絡先)
全国のハローワークの所在地と電話番号(厚生労働省のHP内)

また、職業訓練の公式ページは以下のとおり。

職業訓練 公式ページ)
厚労省のHP:職業訓練のご案内

なお、求職者支援訓練は、格安の受講費用ということで、競争倍率が高くなることがあります。面接などが課され、必ずしも希望者全員が受講できるとは限りません。ですので、有料の資格取得学校も一緒に調べることをおすすめします。


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