授業料無料のPCパソコン教室・スクール情報(ハローワークの職業訓練)
■ 授業料無料のPCパソコン教室・スクール情報(ハローワーク)
離職中の社会人は、ハローワーク(職安)経由で、授業料無料のパソコン教室を受講することができます。ただし、テキスト代等は自己負担になります。
・公共職業訓練
・求職者支援制度(雇用保険の受給資格がない社会人限定。旧 基金訓練)
ともに政府や都道府県の事業で、失業中の人が手に職をつけ、再就職できるようにという趣旨で無料講座が行われています。
※基金訓練については、期限は2011年9月までで終了。内容を改革し、同年10月から求職者支援制度がスタートしています。
■ 公共職業訓練
こちらも、東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県、大阪府など、ほぼすべての都道府県で無料講座が行われています。
情報収集は各都道府県のHPに掲載されているケースが多いです。
ただ、基金訓練に比べれば講座数も定員も少なめ。自分が失業しているタイミングで運よく講座の募集があれば志願できる、という感じです。
■ 求職者支援制度
各都道府県で毎月のように講座が開講されています。主婦や無職の人、フリーター、既卒の人、失業中の人などが活用できます。
厚生労働省の委託事業で、実際に講座を行うのは民間企業。資格取得スクールや介護施設などが実施しています。
月収8万円以内などの条件が合えば、訓練期間中、月に10万円の職業訓練受講給付金をもらうこともできます。
■ 志願書・面接対策
公共職業訓練も求職者支援訓練も、面接等が課されます。必ずしも全員が受講できるわけではないのです。
志願書や面接では、再就職の熱意をアツく語ることが重要です。職業訓練の本来の目的が「再就職支援」であるためです。
うまく選考を突破できた場合、受講生は失業保険の給付期間が延長される等の優遇措置もあります。
■ 講座の探し方
公共職業訓練は、都道府県や市町村など、自治体のHPなどで受講生を募集しています。統括が厚生労働省ですので、厚生労働省のHP経由で探せるケースもあります。
・厚生労働省:職業訓練
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/shokugyounouryoku/training_worke/index.html
求職者支援訓練の方は、次の公式HPなどで検索します。
(求職者支援制度・講座一覧)
・求職者支援訓練認定コース情報検索
http://nintei.jeed.or.jp/kyushokushien/search/
上記のページで、全国都道府県の講座(認定コース)一覧を検索することができます。この検索ページでは、地域ブロック別・都道府県別に、求職者支援制度の講座が探せるようになっています。
地域ブロックは、次の10コ。
1、北海道 北海道
2、東北 青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県
3、関東 茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県
4、北陸 新潟県、富山県、石川県、福井県
5、中部 山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県
6、近畿 滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県
7、中国 鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県
8、四国 徳島県、香川県、愛媛県、高知県
9、九州 福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県
10、沖縄 沖縄県
■ 窓口
問い合わせと申込の窓口は、ハローワーク(職業安定所)です。連絡先は次の通りです。
・ハロワークの地図と電話番号(厚生労働省HP内)
http://www.mhlw.go.jp/kyujin/hwmap.html
■ 口コミ・評判
私は、ちょっとだけ職業訓練の講師をした経験があります。公的機関の訓練ということもあってか、職業訓練校によっては講座の中身の濃い薄いの差があります。職業訓練の口コミや評判などの情報収集は、Yahoo!知恵袋などが便利です。
■ 有料講座も同時に検討
職業訓練は、訓練校によって当たりハズレの差が大きいです。なので、大手の資格学校が無難です。また、同時に内容のしっかりした有料講座も選択肢の一つに加え、比較検討するのがいいと思います。
■ facebookページのご案内
facebookページも開設しています。よろしければのぞきに来てくださいね。
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