【朝日新聞】東日本アウターライズ地震に要注意!(2012年3月)

朝日新聞の記事によれば、3月14日の東日本の地震は、「アウターライズ地震」だったとみられています。アウターライズ地震とは、震源域東側で、「引っ張る力」によって引き起こされる地震のこと。太平洋のアメリカ側のプレートが、日本海溝にぶつかるところで、海溝に潜り込むような方向の力で引っ張られているようです。

詳しくは、現代ビジネスの記事がわかりやすいです。「震源域東側とはどこか」「プレートは、どの方向に向かって引っ張られているのか」がイラストつきで解説されています。

・現代ビジネス:「アウターライズ地震」が列島を襲う。「3・11」まで2ヵ月を切った 官邸と文科省が隠蔽しつつ密かに恐れる「次」の悪夢
 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/31609?page=2

朝日は、次のように警戒を呼びかけています。

三陸沖の地震は、日本海溝の東側で沈み込む前のプレート(岩板)に力がかかって起きる「アウターライズ地震」と呼ばれるタイプとみられる。この海域は、以前から同タイプの地震が発生する場所だったが、地震活動は低かった。

千葉県東方沖は、東日本大震災前は東西に押される力で起きる「逆断層」型の地震が多かったが、現在は引っ張る力が働くようになった。東京大学地震研究所の小原一成教授は、東日本大震災後、地震活動が活発化していた。今後も注意が必要」としている。

以上、朝日新聞岩盤引っ張られる型の地震続く 三陸沖・千葉東方沖 より。
http://www.asahi.com/science/update/0315/TKY201203150226.html

あんまり引っ張らないでほしいです><