【短期・格安・授業料無料】ホームヘルパー2級&介護の資格取得の方法

ヘルパー2級は、ホームヘルパー2級、介護ヘルパー2級とも言います。なお、資格の正式名称は「訪問介護員養成研修2級課程修了」です。有料講座の中には1か月程度の短期で取得できる講座もありますが、3か月コースの講座が主流です。

ヘルパー2級の場合、資格といっても正式な国家試験があるわけではなく、きちんと授業に出てまじめに取り組めば大半が取得が可能でした。よほど欠席が多かったり態度が悪かったりしなければ大丈夫だったのです。


【授業料無料の講座ってあるの?】

離職中であれば、授業料無料の講座(公共職業訓練基金訓練)が受けられます。ハローワーク(職安)が窓口ですので、電話などで直接問い合わせてみるといいでしょう。すると、受講できる講座があるかどうか教えてくれます。

職業訓練のヘルパー講座はおおむね3か月ほどです。

授業料が無償とあって、職業訓練は人気があります。応募数が定員を上回れば、筆記試験や面接で選考されます。ですので、全員が受けられるというわけではありません。また、授業料はタダですが、テキスト代等が1〜2万円程度かかります

職業訓練以外にも授業料無料で資格取得する方法があります。東京都などでは、働きながら無料で資格取得できる制度を実施しています。東京都介護雇用プログラムと呼ばれる施策です。東京都以外でもやっている場合がありますので、これもハロワで聞いてみるといいでしょう。


介護福祉士をめざそう】

介護福祉士の国家資格を取ると、年収がグンと上がります。この道を究めるつもりであれば、介護福祉士をめざして勉強するのがよいでしょう。離職中であれば、介護職員基礎研修(現在は「介護福祉士養成のための実務者研修」(介護福祉士実務者研修)に改編)という資格も、授業料無料で受けることができます。こちらは旧ヘルパー2級よりも授業日数は多いですが、旧ヘルパー1級よりも上級資格です。

また、ヘルパー2級廃止後、国の方針として、介護福祉士に一本化する形で介護資格の改編が行われました。こうしたこともありますから、離職中で無料の職業訓練を受けられるのなら、ひとまずこちらのコースを受講してみるのも一手です。

以上、介護資格の概要をまとめてみましたが、介護資格制度は、このところ改編続きです。また、新資格・介護職員初任者研修の筆記試験は、国家資格ではなく、資格取得学校によって内容がまちまちになっているようです。ですので、最新の正確な情報については、資格取得スクールなどに確認するようにしてください。


【有料講座も一緒に検討】

職業訓練は、授業料が無料ということで競争倍率が高くなることがあります。面接等が課され、全員が受講できるわけではありません。

ですので、有料講座も一緒に検討しておくといいです。有料講座なら最短で1か月ほどのコースがあります。

有料の資格学校は、受講費用がまちまち。ヘルパー講座の料金は、7万円から15万円くらいまで、かなりの幅があります。ただ、就業サポートがあったりなかったりと、授業料だけでは決められない面もあります。なので、一通り情報を集めてみるとよいと思います。

※ヘルパー2級は2013年3月末で廃止。4月から新資格・介護職員初任者研修がスタートしています。新資格の職業訓練も、同様の要領で開講されています。
(2013年8月8日 追記)


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