【地図と対策】放射能汚染範囲マップと除去・対処法（福島県原発）

【大学・民間による放射能汚染マップ】＊２０１１年１２月１６日更新版。

（地図）
・放射能汚染マップ（群馬大学・早川教授）
　＊１２月上旬に改訂版が公表されました。

【汚染地図・文部科学省】
　
（地図）
・放射能汚染マップ（文部科学省）
　＊１０月上旬、東京や神奈川の汚染マップが加わりました。これまでに千葉や埼玉、群馬、栃木など、１０都県以上が作成されています。

【狭義の汚染範囲と広義の汚染範囲】

放射能汚染マップといっても、狭義と広義の２種類に分けられます。

・狭義：住民が避難した方がいい地域
・広義：水や野菜が汚染された地域

【狭義の汚染範囲は８０キロ圏】

文部科学省の土壌汚染地図で、暗い緑色以上の場所が放射能汚染地域だとすれば、住民が避難した方がいいのは少なくとも半径８０キロ圏にまで広がっていることがわかります。

【広義の汚染範囲は半径２００キロ以上】

水や野菜の汚染を考慮するならば、水質汚染・土壌汚染は半径２００キロ以上に広がっていることがわかります。
野菜の放射能汚染は栃木県や群馬県、静岡県にまで広がりました。また、水質汚染は東京都、埼玉県、栃木県、茨城県でも被害が出ました。

さらに、兵庫県のキャベツがシンガポールで輸入停止措置を取られました。

【被ばく対策】

被曝対策と放射能除去については、読売新聞のサイトが充実しています。
念のため、放射能汚染対策は以下のようになります。

・室内待機
・窓を閉める
・水はミネラルウォーターにする
・活性炭を使った浄水器は、ある程度、放射能除去の効果がある
・外出時にはマスク、長そで
・放射性物質は洗い落とす
・被曝まえに安定ヨウ素剤（必ず医師の処方を受ける）
・放射能汚染情報をまめにチェックする

早く事態がよい方向に向かってほしいですね。