瞬時に相手と打ち解ける面接の秘策

自己PRを伝える前に「打ち解けること」が何より重要です。
「打ち解ける」とは、「短時間で相手に受け容れてもらうこと」を意味します。


人間はおかしなもので、いったん相手を受け容れてしまうと、その人の言うことはたいてい聞いてしまいます。


皆さんもそうじゃないですか?


逆に相手が嫌いだった場合、相手の言うことが正しくても、ついつい反対してしまうのが人情なのです。


手っ取り早いのは、面接官との共通項を探すことです。


そのことで、相手との距離を短時間に極限まで近づけることができます。
結果として、相手との信頼関係を築くことが可能になります。
デキる営業マンは、たいていこれが得意です。


私は何度も転職を経験しましたが、相手と共通項があった面接はたいてい通過しています。
たとえば、河口湖マラソンを走ったことがあるのですが、たまたま相手の面接官も河口湖の出身でした。


「あなたのようなタイプはこの仕事ではやっていけない」
とまで言われたのですが、河口湖の話では大いに盛り上がり、なぜか内定してしまいました。


ですので、相手との共通項を探せるように、趣味・特技の欄などもおろそかにしないこと。
考え抜いてアドバイスも受けたうえで、履歴書や職務経歴書に可能性のある複数の事項を盛り込んでおくことが大切です。