【2014-15年】 格安!福島市の求職者支援訓練
ハローワーク(職安)が窓口になっている職業訓練「求職者支援訓練」で、授業料無料の資格講座などが行われています。ただし、テキスト代や教材費は自己負担です。
求職者支援訓練の対象は、離職中で雇用保険に加入していない社会人。具体的には、転職活動中の社会人(失業保険をもらっていない場合)や、無職の人、フリーター(勤務時間の短い場合)、主婦などが当てはまります。
■求職者支援訓練の種類
求職者支援訓練の種類には、介護職員初任者研修(旧 ホームヘルパー2級)、介護福祉士実務者研修、パソコン教室、CAD、DTP、WEBデザイン、プログラミング(プログラマー)、簿記2級・3級、宅建、ネイル(ネイリスト)、エステ、アロマテラピー、ファイナンシャルプランナー、医療事務・調剤事務・介護事務講座、日本語教師養成講座などがあります。
■求職者支援訓練の例
求職者支援訓練のおもな形式としては、ハローワークが直接行うのではなく、資格学校や一般企業に委託して実施する「委託訓練方式」がとられています。
調べてみますと、2014年(平成26年)から2015年(平成27年)にかけて、たとえば福島の市内で次のような訓練が見受けられます。
〇 パソコン教室の例
・訓練実施機関名 ダイコー株式会社
・訓練科名 ビジネスパソコン基礎科
・募集期間 平成26年10月14日 〜 平成26年11月12日
・選考年月日 平成26年11月18日 選考結果通知 平成26年11月21日
・訓練期間月数 3ヶ月
・訓練期間 平成26年12月8日 〜 平成27年3月6日
・訓練時間帯 9:00 〜 15:50 ※主な訓練時間帯
・募集定員 15人
・訓練目標
1.職業人としての基本的な対人応対ができる。
2.事務用ソフトウェアを用いて基本的なビジネス文書等を作成できる。
・対象資格(任意受験)
MOS Word 2010 Microsoft
MOS Excel 2010 Microsoft
・訓練内容 職業能力の基礎となるコミュニケーション力やビジネスマナー、ワープロソフト・表計算ソフトの使用法及びビジネス文書等の作成に関する知識・技能を習得する。
・自己負担額 11,124円
*交通費が別途必要になる場合があります。
・訓練実施施設名 Daikoパソコン教室 福島北校
・実施施設所在地 福島県福島市陣場町
〇 経理事務講座の例
・訓練実施機関名 株式会社タベ・インターナショナル
・訓練科名 経理事務スタッフ育成科
・募集期間 平成26年11月21日 〜 平成26年12月22日
・選考年月日 平成27年1月5日 選考結果通知 平成27年1月8日
・訓練期間月数 4ヶ月
・訓練期間 平成27年1月22日 〜 平成27年5月21日
・訓練時間帯 9:30 〜 16:00 ※主な訓練時間帯
・募集定員 15人
・訓練目標 社会人としての能力を再度見直し、経理等に関する簿記の知識・技能を基礎から実践レベルまで習得し、即戦力となる人材を育成する。
・対象資格(任意受験)
簿記検定 2級
・訓練内容 社会人として必要な職業能力基礎知識の学習、IT関連・簿記の知識及び技能を習得する。
・自己負担額 10,396円
*交通費が別途必要になる場合があります。
・訓練実施施設名 株式会社タベインターナショナル福島校
・実施施設所在地 福島県福島市陣場町
・想定する仕事 経理事務員
■最新の講座の探し方
最新の講習会は、次のHPなどで調べます。
(求職者支援訓練 検索ページ)
・求職者支援訓練認定コース情報検索システム
※他の市区町村の求職者支援訓練を受講することもできます。
■職業訓練受講給付金
「月収8万円以下」など、一定の条件に合致すると、月々10万円の職業訓練受講給付金をもらいながら訓練を受けることができます。
職業訓練給付金について、くわしくは当ブログの次の記事をご覧ください。
・サルでもわかる職業訓練受講給付金(ハローワークの審査と条件)
■面接対策
面接対策としては、面接官に「この人は、職業訓練後 確実に就職できる」と思ってもらうことが重要。求職者支援訓練の目的が就職・転職支援であるためです。なので、「自分の就職・転職のために、なぜこの講習会が必要なのか」を熱く語れるようにしておきましょう。
面接対策については、当ブログの次の記事でまとめています。
■窓口など
申し込みや問い合わせの窓口は、ハローワークになります。ネット上の口コミ・評判なども参考にはなりますが、分からないことは、ハローワークに直接聞くのが手っ取り早くて正確です。
(ハローワークの所在地と連絡先)
・全国のハローワークの所在地と電話番号(厚生労働省のHP内)
また、職業訓練の公式ページは以下のとおり。
(職業訓練 公式ページ)
・厚労省のHP:職業訓練のご案内
なお、求職者支援訓練は、格安の受講費用ということで、競争倍率が高くなることがあります。面接などが課され、必ずしも希望者全員が受講できるとは限りません。ですので、有料の資格取得学校や通信講座も一緒に調べることをおすすめします。
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