【ハローワークの資格講座】 小林市の求職者支援訓練

■小林市 ハローワークの求職者支援訓練

ハローワーク(職安)が窓口になっている職業訓練「求職者支援訓練」で、授業料無料の資格講座などが行われています。ただし、テキスト代や教材費は自己負担です。

求職者支援訓練の対象は、離職中で雇用保険に加入していない社会人。具体的には、転職活動中の社会人(失業保険をもらっていない場合)や、無職の人、フリーター(勤務時間の短い場合)、主婦などが当てはまります。


■求職者支援訓練の種類

求職者支援訓練の種類には、介護職員初任者研修(旧 ホームヘルパー2級)、介護福祉士実務者研修、パソコン教室、CAD、DTP、WEBデザイン、プログラミング(プログラマー)、簿記2級・3級、宅建、ネイル(ネイリスト)、エステ、アロマテラピーファイナンシャルプランナー、医療事務・調剤事務・介護事務講座、日本語教師養成講座などがあります。


■求職者支援訓練の例

求職者支援訓練のおもな形式としては、ハローワークが直接行うのではなく、資格学校や一般企業に委託して実施する「委託訓練方式」がとられています。

調べてみますと、たとえば小林の市内で次のような訓練が見受けられます。

〇 小林市のパソコン教室の例

・訓練実施機関名 職業訓練法人小林職業訓練
・訓練科名    ITビジネス実務基礎科
・募集期間    平成26年10月14日 〜 平成26年11月21日
・選考年月日   平成26年12月1日  選考結果通知 平成26年12月5日
・訓練期間月数  3ヶ月
・訓練期間    平成26年12月17日 〜 平成27年3月16日
・訓練時間帯   9:10 〜 15:40 ※主な訓練時間帯
・募集定員    20人
・訓練目標    企業や組織の中で仕事を行っていく上で欠かすことのできないパソコンの基礎(文書作成・表計算・プレゼンテーション・情報発信)などの知識・技能を習得する。さらにインターネット・Web活用技術を身に付けることによるり、情報処理を迅速に行い、業務の改善に提案ができる人材となる。また、職業人としての基本的なマナーやコミュニケーション能力・表現力を繰り返し学習し、人間力高め早期就職を目指す。
・対象資格(任意受験)
 コンピュータサービス技能評価試験ワープロ技士2級・3級
 コンピュータサービス技能評価試験表計算技士3級
・訓練内容    様々な業種においてITを活用した情報発信ができる人材となるべく、企業が必要とするパソコンの基礎知識を習得する。また業務の効率化や情報化に貢献できる即戦力となるため、社会人基礎力・問題解決力を習得する。
・自己負担額   10,168円
 *交通費が別途必要になる場合があります。
・訓練実施施設名 小林高等職業訓練
・実施施設所在地 宮崎県小林市真方

訓練は他の地域でも実施されており、他の市町村の求職者支援訓練を受講することもできます

宮崎市のWEB制作講座の例

・訓練実施機関名 ライズネット株式会社
・訓練科名    WEB制作科
・募集期間    平成26年8月15日 〜 平成26年9月18日
・選考年月日   平成26年9月26日  選考結果通知 平成26年10月2日
・訓練期間月数  6ヶ月
・訓練期間    平成26年10月14日 〜 平成27年4月10日
・訓練時間帯   10:00 〜 16:50 ※主な訓練時間帯
・募集定員    20人
・訓練目標    WEBの仕組み・WEB制作技術を身につけ、インターネット、WEB制作業界に限らず、あらゆる企業でのWEB担当者としての就職を目指す。
・対象資格(任意受験)
 WEBクリエイター能力認定試験
 Illustratorクリエイター能力認定試験
 Photoshopクリエイター能力認定試験
・訓練内容    WEBデザイナーの仕事に関するサイト制作の知識及び技能・技術、さらにそれを活用し、売上・集客につなげるためのマーケティングスキルを習得する。
・自己負担額   0円
 *交通費が別途必要になる場合があります。
・訓練実施施設名 ライズネットWEBマーケティングスクール宮崎校
・実施施設所在地 宮崎県宮崎市丸島町
・想定する仕事  WEBデザイナー


■最新の講座の探し方

求職者支援制度の講習会は、次のHPなどで調べます。

(求職者支援訓練 検索ページ)
求職者支援訓練認定コース情報検索システム


職業訓練受講給付金

求職者支援訓練の場合、「月収8万円以下」など、一定の条件に合致すると、月々10万円の職業訓練受講給付金をもらいながら訓練を受けることができます。

職業訓練給付金について、くわしくは当ブログの次の記事をご覧ください。

サルでもわかる職業訓練受講給付金(ハローワークの審査と条件)


■面接対策

求職者支援訓練の面接対策としては、面接官に「この人は、職業訓練後 確実に就職できる」と思ってもらうことが重要。求職者支援訓練の目的が就職・転職支援であるためです。なので、「自分の就職・転職のために、なぜこの講習会が必要なのか」を熱く語れるようにしておきましょう。

面接対策については、当ブログの次の記事でまとめています。

【知らないと損をする】 求職者支援訓練の面接対策


■窓口など

申し込みや問い合わせの窓口は、ハローワークになります。ネット上の口コミ・評判なども参考にはなりますが、分からないことは、ハローワークに直接聞くのが手っ取り早くて正確です。

ハローワークの所在地と連絡先)
全国のハローワークの所在地と電話番号(厚生労働省のHP内)

また、職業訓練の公式ページは以下のとおり。

職業訓練 公式ページ)
厚労省のHP:職業訓練のご案内

なお、求職者支援訓練は、格安の受講費用ということで、競争倍率が高くなることがあります。面接などが課され、必ずしも希望者全員が受講できるとは限りません。ですので、有料の資格取得学校も一緒に調べることをおすすめします。


【関連記事】

【10万円もらえる】ハローワークの職業訓練校で資格取得