【ハローワークの資格講座】 姫路市の求職者支援訓練
*2015年10月16日更新版。
ハローワーク(職安)が窓口になっている職業訓練「求職者支援訓練」で、授業料無料の資格講座などが行われています。ただし、テキスト代や教材費は自己負担です。
求職者支援訓練の対象は、離職中で雇用保険に加入していない社会人。具体的には、転職活動中の社会人(失業保険をもらっていない場合)や、無職の人、フリーター、主婦などが当てはまります。
■求職者支援訓練の種類
求職者支援訓練の種類には、介護職員初任者研修(旧 ホームヘルパー2級)、介護福祉士実務者研修、パソコン教室、CAD、DTP、WEBデザイン、プログラミング(プログラマー)、簿記2級・3級、宅建、ネイル(ネイリスト)、エステ、アロマテラピー、ファイナンシャルプランナー、医療事務・調剤事務・介護事務講座、日本語教師養成講座などがあります。
■求職者支援訓練の例
求職者支援訓練のおもな形式としては、ハローワークが直接行うのではなく、資格学校や一般企業に委託して実施する「委託訓練方式」がとられています。
調べてみますと、たとえば姫路の市内で次のような訓練が見受けられます。
〇 パソコン教室の例1
・訓練内容
挨拶や電話応対、敬語の使い方等のビジネスマナーを身につけ、社会人基礎力をアップし、併せて業界を問わず様々な職務・仕事において役立つパソコンのスキルや操作技術、またホームページ更新の基礎知識を習得する。
・対象資格(任意受験)
MOS Word2010 Specialist
MOS Excel2010 Specialist
MOS PowerPoint2010 Specialist
・訓練期間及び訓練時間
平成27年12月16日〜平成28年4月15日 (4か月)
9:30 〜 16:00
・自己負担額
\10,800
(交通費が別途発生する場合があります。)
・募集定員
15人
・訓練実施施設
情報技術学院 姫路校
(富士コンピュータ株式会社)
・訓練実施施設の所在地
兵庫県姫路市古二階町
〇 パソコン教室の例2
・訓練実施機関名 株式会社エンプロス
・訓練科名 パソコン事務科
・募集期間 平成26年6月24日 〜 平成26年7月15日
・選考年月日 平成26年7月25日 選考結果通知 平成26年7月30日
・訓練期間月数 3ヶ月
・訓練期間 平成26年8月18日 〜 平成26年11月17日
・訓練時間帯 9:30 〜 16:00 ※主な訓練時間帯
・募集定員 15人
・訓練目標
1.パソコンの基本操作から、実務に活かせるビジネス文書作成、データ管理、プレゼンテーションを早く正確に行うことができる。
2.職業人として主体性をもち、職場で恥ずかしくない話し方と態度で行動できる
・対象資格(任意受験)
Microsoft Office Specialist
(Word2010、Excel2010、PowerPoint2010、Access2010)
秘書検定2級
・訓練内容 事務用ソフトの活用能力およびビジネスマナーを高いレベルで身に付け、職場内のコミュニケーションが図れるOA事務員として、あらゆる企業で活躍できる能力を身に付ける。
・自己負担額 15,000円
*交通費が別途必要になる場合があります。
*消費税率引上げにより金額に変更が生じる可能性があります。
・訓練実施施設名 パソコンスクール エンプロス
・実施施設所在地 兵庫県姫路市平野町
・想定する仕事 OA事務員
■最新の講座の探し方
求職者支援制度の講習会は、次のHPなどで調べます。
(兵庫県の求職者支援訓練)
・厚生労働省 兵庫労働局:求職者支援訓練コース一覧
(求職者支援訓練 検索ページ)
・求職者支援訓練認定コース情報検索システム
■職業訓練受講給付金
求職者支援訓練の場合、「月収8万円以下」など、一定の条件に合致すると、月々10万円の職業訓練受講給付金をもらいながら訓練を受けることができます。
職業訓練給付金について、くわしくは当ブログの次の記事をご覧ください。
・サルでもわかる職業訓練受講給付金(ハローワークの審査と条件)
■面接対策
求職者支援訓練の面接対策としては、面接官に「この人は、職業訓練後 確実に就職できる」と思ってもらうことが重要。求職者支援訓練の目的が就職・転職支援であるためです。なので、「自分の就職・転職のために、なぜこの講習会が必要なのか」を熱く語れるようにしておきましょう。
面接対策については、当ブログの次の記事でまとめています。
■窓口など
申し込みや問い合わせの窓口は、ハローワークになります。ネット上の口コミ・評判なども参考にはなりますが、分からないことは、ハローワークに直接聞くのが手っ取り早くて正確です。
(ハローワークの所在地と連絡先)
・全国のハローワークの所在地と電話番号(厚生労働省のHP内)
また、職業訓練の公式ページは以下のとおり。
(職業訓練 公式ページ)
・厚労省のHP:職業訓練(就職に向けてスキルを身につけたい方へ)
なお、求職者支援訓練は、格安の受講費用ということで、競争倍率が高くなることがあります。面接などが課され、必ずしも希望者全員が受講できるとは限りません。ですので、有料の資格取得学校も一緒に調べることをおすすめします。
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