【ハローワークの資格講座】 南魚沼市の求職者支援訓練
ハローワーク(職安)が窓口になっている職業訓練「求職者支援訓練」で、授業料無料の資格講座などが行われています。ただし、テキスト代や教材費は自己負担です。
求職者支援訓練の対象は、離職中で雇用保険に加入していない社会人。具体的には、転職活動中の社会人(失業保険をもらっていない場合)や、無職の人、フリーター、主婦などが当てはまります。
■求職者支援訓練の種類
求職者支援訓練の種類には、介護職員初任者研修(旧 ホームヘルパー2級)、介護福祉士実務者研修、パソコン教室、CAD、DTP、WEBデザイン、プログラミング(プログラマー)、簿記2級・3級、宅建、ネイル(ネイリスト)、エステ、アロマテラピー、ファイナンシャルプランナー、医療事務・調剤事務・介護事務講座、日本語教師養成講座などがあります。
■求職者支援訓練の例
求職者支援訓練のおもな形式としては、ハローワークが直接行うのではなく、資格学校や一般企業に委託して実施する「委託訓練方式」がとられています。
調べてみますと、たとえば南魚沼の市内で次のような訓練が見受けられます。
・訓練実施機関名 職業訓練法人南魚沼職業能力開発運営協会
・訓練科名 経理事務科
・募集期間 平成26年5月19日 〜 平成26年7月8日
・選考年月日 平成26年7月14日 選考結果通知 平成26年7月22日
・訓練期間月数 3ヶ月
・訓練期間 平成26年7月30日 〜 平成26年10月29日
・訓練時間帯 9:00 〜 15:50 ※主な訓練時間帯
・募集定員 15人
・訓練目標 簿記の技能に基づく経理事務員としての知識・技能を習得し、企業実務に必要とされるビジネスソフトの基本操作技能及びビジネスマナーやコミュニケーション技法を習得する。
・対象資格(任意受験)
日商簿記検定2級
・訓練内容 簿記の技能に基づく経理業務の遂行及び、パソコン操作技能やビジネスマナー等を習得し、経理事務員としての知識・技術を身につける。
・自己負担額 11,901円
*交通費が別途必要になる場合があります。
*消費税率引上げにより金額に変更が生じる可能性があります。
・訓練実施施設名 魚沼サンティックスクール
・実施施設所在地 新潟県南魚沼市西泉田
・想定する仕事 経理事務員
訓練は、他の地域でも実施されています。
〇新潟市のビジネス基礎講座の例
・訓練実施機関名 株式会社サーヴメント
・訓練科名 しっかり身につくビジネス基礎科
・募集期間 平成26年6月9日 〜 平成26年7月29日
・選考年月日 平成26年8月4日 選考結果通知 平成26年8月11日
・訓練期間月数 3ヶ月
・訓練期間 平成26年8月19日 〜 平成26年11月18日
・訓練時間帯 9:30 〜 16:10 ※主な訓練時間帯
・募集定員 15人
・訓練目標 ビジネスに必要なコミュニケーションスキル、ビジネスマナーの向上とオフィス一般で必要なパソコンの基礎知識・技術を合わせて習得して、様々な業務に有効活用できる人材となる。
・対象資格(任意受験)
日商PC検定試験
(データ活用 3級・文書作成 3級・プレゼンテーション資料作成 3級)
メンタルヘルス・マネジメント3種
・訓練内容 ビジネスに必要となる文書・帳票・プレゼン資料の作成及びWeb等、コンピュータを使用した業務の基礎
・自己負担額 10,368円
*交通費が別途必要になる場合があります。
*消費税率引上げにより金額に変更が生じる可能性があります。
・訓練実施施設名 職業能力開発センター 新潟校
・実施施設所在地 新潟県新潟市西区小新南
■最新の講座の探し方
求職者支援制度の講習会は、次のHPなどで調べます。
(求職者支援訓練 検索ページ)
・求職者支援訓練認定コース情報検索システム
■職業訓練受講給付金
求職者支援訓練の場合、「月収8万円以下」など、一定の条件に合致すると、月々10万円の職業訓練受講給付金をもらいながら訓練を受けることができます。
職業訓練給付金について、くわしくは当ブログの次の記事をご覧ください。
・サルでもわかる職業訓練受講給付金(ハローワークの審査と条件)
■面接対策
求職者支援訓練の面接対策としては、面接官に「この人は、職業訓練後 確実に就職できる」と思ってもらうことが重要。求職者支援訓練の目的が就職・転職支援であるためです。なので、「自分の就職・転職のために、なぜこの講習会が必要なのか」を熱く語れるようにしておきましょう。
面接対策については、当ブログの次の記事でまとめています。
■窓口など
申し込みや問い合わせの窓口は、ハローワークになります。ネット上の口コミ・評判なども参考にはなりますが、分からないことは、ハローワークに直接聞くのが手っ取り早くて正確です。
(ハローワークの所在地と連絡先)
・全国のハローワークの所在地と電話番号(厚生労働省のHP内)
また、職業訓練の公式ページは以下のとおり。
(職業訓練 公式ページ)
・厚労省のHP:職業訓練のご案内
なお、求職者支援訓練は、格安の受講費用ということで、競争倍率が高くなることがあります。面接などが課され、必ずしも希望者全員が受講できるとは限りません。ですので、有料の資格取得学校も一緒に調べることをおすすめします。
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