【ハローワークの資格講座】 長岡市の求職者支援訓練
*2015年10月17日更新版。
ハローワーク(職安)が窓口になっている職業訓練「求職者支援訓練」で、授業料無料の資格講座などが行われています。ただし、テキスト代や教材費は自己負担です。
求職者支援訓練の対象は、離職中で雇用保険に加入していない社会人。具体的には、転職活動中の社会人(失業保険をもらっていない場合)や、無職の人、フリーター、主婦などが当てはまります。
■求職者支援訓練の種類
求職者支援訓練の種類には、介護職員初任者研修(旧 ホームヘルパー2級)、介護福祉士実務者研修、パソコン教室、CAD、DTP、WEBデザイン、プログラミング(プログラマー)、簿記2級・3級、宅建、ネイル(ネイリスト)、エステ、アロマテラピー、ファイナンシャルプランナー、医療事務・調剤事務・介護事務講座、日本語教師養成講座などがあります。
■求職者支援訓練の例
求職者支援訓練のおもな形式としては、ハローワークが直接行うのではなく、資格学校や一般企業に委託して実施する「委託訓練方式」がとられています。
調べてみますと、たとえば長岡の市内で次のような訓練が見受けられます。
〇 パソコンスキル基礎講座の例
・訓練内容
ファイル操作からPCの機能理解を含めた基本操作スキルの習得。ワープロソフト/表計算ソフトの基本的な操作、ビジネス上で利用できる応用力の習得。ビジネス文書の作成、ビジネスデータ分析。
・対象資格(任意受験)
日商PC検定
(文書作成 3級、データ活用 3級)
・訓練期間及び訓練時間
平成27年12月8日〜平成28年3月7日 (3か月)
9:40 〜 16:20
・自己負担額
\6,223
(交通費が別途発生する場合があります。)
・募集定員
15人
・訓練実施施設
株式会社 エム・エスオフィス
・訓練実施施設の所在地
新潟県長岡市坂之上町
〇 事務・ホームページ講座の例
・訓練実施機関名 パジュ・ブレーン株式会社
・訓練科名 事務・ホームページ基礎科
・訓練期間月数 4ヶ月
・訓練期間 平成26年8月28日 〜 平成26年12月26日
・訓練時間帯 9:30 〜 16:00 ※主な訓練時間帯
・募集定員 15人
・対象資格(任意受験)
日商PC技能検定(文書作成3級、データ活用3級)
Webクリエイター能力認定試験(スタンダード)
・訓練内容 コンピュータ業務が付随する事務作業に必要な基本的パソコンスキルの習得。
・自己負担額 15,000円
*交通費が別途必要になる場合があります。
*消費税率引上げにより金額に変更が生じる可能性があります。
・訓練実施施設名 ビジネス・インターネットカレッジ長岡校
・実施施設所在地 新潟県長岡市表町
〇 医療・調剤事務講座の例
・訓練実施機関名 株式会社ニチイ学館
・訓練科名 医療事務・調剤事務・医事オペレータ科
・訓練期間月数 3ヶ月
・訓練期間 平成26年8月27日 〜 平成26年11月26日
・訓練時間帯 9:30 〜 16:20 ※主な訓練時間帯
・募集定員 15人
・対象資格(任意受験)
メディカルクラーク医科
メディカルオペレータ
調剤報酬請求事務技能認定
・訓練内容 医療機関での事務職(医療事務職)に関する診療報酬の知識及び技能・技術を習得する。
・自己負担額 15,000円
*交通費が別途必要になる場合があります。
*消費税率引上げにより金額に変更が生じる可能性があります。
・訓練実施施設名 (株)ニチイ学館 長岡支店 長岡教室
・実施施設所在地 新潟県長岡市東坂之上町
・想定する仕事 医療機関での事務職(医療事務職)
■最新の講座の探し方
求職者支援制度の講習会は、次のHPなどで調べます。
(求職者支援訓練 検索ページ)
・求職者支援訓練認定コース情報検索システム
■職業訓練受講給付金
求職者支援訓練の場合、「月収8万円以下」など、一定の条件に合致すると、月々10万円の職業訓練受講給付金をもらいながら訓練を受けることができます。
職業訓練給付金について、くわしくは当ブログの次の記事をご覧ください。
・サルでもわかる職業訓練受講給付金(ハローワークの審査と条件)
■面接対策
求職者支援訓練の面接対策としては、面接官に「この人は、職業訓練後 確実に就職できる」と思ってもらうことが重要。求職者支援訓練の目的が就職・転職支援であるためです。なので、「自分の就職・転職のために、なぜこの講習会が必要なのか」を熱く語れるようにしておきましょう。
面接対策については、当ブログの次の記事でまとめています。
■窓口など
申し込みや問い合わせの窓口は、ハローワークになります。ネット上の口コミ・評判なども参考にはなりますが、分からないことは、ハローワークに直接聞くのが手っ取り早くて正確です。
(ハローワークの所在地と連絡先)
・全国のハローワークの所在地と電話番号(厚生労働省のHP内)
また、職業訓練の公式ページは以下のとおり。
(職業訓練 公式ページ)
・厚労省のHP:職業訓練(就職に向けてスキルを身につけたい方へ)
なお、求職者支援訓練は、格安の受講費用ということで、競争倍率が高くなることがあります。面接などが課され、必ずしも希望者全員が受講できるとは限りません。ですので、有料の資格取得学校や通信講座も一緒に調べることをおすすめします。
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