【まとめ】 奥州市 ハローワークの求職者支援訓練
ハローワーク(職安)が窓口になっている職業訓練「求職者支援訓練」で、授業料無料の資格講座などが行われています。ただし、テキスト代や教材費は自己負担です。
求職者支援訓練の対象は、離職中で雇用保険に加入していない社会人。具体的には、転職活動中の社会人(失業保険をもらっていない場合)や、無職の人、フリーター、主婦などが当てはまります。
■求職者支援訓練の種類
求職者支援訓練の種類には、介護職員初任者研修(旧 ホームヘルパー2級)、介護福祉士実務者研修、パソコン教室、CAD、DTP、WEBデザイン、プログラミング(プログラマー)、簿記2級・3級、宅建、ネイル(ネイリスト)、エステ、アロマテラピー、ファイナンシャルプランナー、医療事務・調剤事務・介護事務講座、日本語教師養成講座などがあります。
■求職者支援訓練の例
求職者支援訓練のおもな形式としては、ハローワークが直接行うのではなく、資格学校や一般企業に委託して実施する「委託訓練方式」がとられています。
調べてみますと、たとえば奥州の市内で次のような訓練が見受けられます。
〇パソコン・簿記講座の例
・訓練実施機関名 日本デジテル株式会社
・訓練科名 パソコン事務基礎科
・募集期間 平成26年4月16日 〜 平成26年6月5日
・選考年月日 平成26年6月12日 選考結果通知 平成26年6月16日
・訓練期間月数 3ヶ月
・訓練期間 平成26年6月26日 〜 平成26年10月8日
・訓練時間帯 9:10 〜 16:00 ※主な訓練時間帯
・募集定員 14人
・訓練目標 事務職に必要な簿記の基礎知識と会計ソフト(弥生会計)やパソコンの基本操作を習得することにより、企業(ビジネス)においてパソコンを活用して効率的な業務処理を行える能力を身に付ける。
・対象資格(任意受験)
日商簿記検定試験 3級
電子会計実務検定試験 初級
日商PC検定試験 データ活用 3級
・訓練内容 事務の仕事に関する、パソコン・簿記の知識及び技能・技術を習得する。
・自己負担額 13,780円
*交通費が別途必要になる場合があります。
*消費税率引上げにより金額に変更が生じる可能性があります。
・訓練実施施設名 IT研修センター奥州
・実施施設所在地 岩手県奥州市水沢区
〇パソコン教室の例
・訓練実施機関名 日本デジテル株式会社
・訓練科名 ビジネスパソコン基礎科
・募集期間 平成26年5月21日 〜 平成26年7月2日
・選考年月日 平成26年7月9日 選考結果通知 平成26年7月11日
・訓練期間月数 3ヶ月
・訓練期間 平成26年7月22日 〜 平成26年10月29日
・訓練時間帯 9:00 〜 15:50 ※主な訓練時間帯
・募集定員 15人
・訓練目標 社会人として必要な職業関連基礎知識(ビジネスマナー、人間関係スキル、コミュニケーションスキル等)やIT関連基礎知識・操作を習得し、職場でスムーズに業務を遂行できる人材を目指す。
・対象資格(任意受験)
日商PC検定 文書作成 3級
日商PC検定 データ活用 3級
日商PC検定 プレゼン資料作成 3級
・訓練内容 多くの職業に必要となる、ワープロ・表計算に関する知識・技能や技術向上に伴う新たな知識を習得し、企画を伝えるためのプレゼンテーション能力を養います。
・自己負担額 14,472円
*交通費が別途必要になる場合があります。
*消費税率引上げにより金額に変更が生じる可能性があります。
・訓練実施施設名 IT研修センター奥州
・実施施設所在地 岩手県奥州市水沢区
■最新の講座の探し方
求職者支援制度の講習会は、次のHPなどで調べます。
(求職者支援訓練 検索ページ)
・求職者支援訓練認定コース情報検索システム
■職業訓練受講給付金
求職者支援訓練の場合、「月収8万円以下」など、一定の条件に合致すると、月々10万円の職業訓練受講給付金をもらいながら訓練を受けることができます。
職業訓練給付金について、くわしくは当ブログの次の記事をご覧ください。
・サルでもわかる職業訓練受講給付金(ハローワークの審査と条件)
■面接対策
求職者支援訓練の面接対策としては、面接官に「この人は、職業訓練後 確実に就職できる」と思ってもらうことが重要。求職者支援訓練の目的が就職・転職支援であるためです。なので、「自分の就職・転職のために、なぜこの講習会が必要なのか」を熱く語れるようにしておきましょう。
面接対策については、当ブログの次の記事でまとめています。
■窓口など
申し込みや問い合わせの窓口は、ハローワークになります。ネット上の口コミ・評判なども参考にはなりますが、分からないことは、ハローワークに直接聞くのが手っ取り早くて正確です。
(ハローワークの所在地と連絡先)
・全国のハローワークの所在地と電話番号(厚生労働省のHP内)
また、職業訓練の公式ページは以下のとおり。
(職業訓練 公式ページ)
・厚労省のHP:職業訓練のご案内
なお、求職者支援訓練は、格安の受講費用ということで、競争倍率が高くなることがあります。面接などが課され、必ずしも希望者全員が受講できるとは限りません。ですので、有料の資格取得学校も一緒に調べることをおすすめします。
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