【短期・格安・授業料無料】介護職員初任者研修課程の資格取得の方法
【初任者研修の資格取得方法】
*2015年1月30日更新版。
介護職員初任者研修は、介護職員初任者研修課程、介護初任者研修などとも呼ばれます。厚生労働省に問い合わせてみたのですが、資格の正式名称は「介護職員初任者研修課程修了」だということです。
介護職員初任者の有料講座の場合ですと、最短で1か月程度の短期で取得できるコースがあります。
初任者研修の資格取得方法については、資格といっても国家試験があるわけではなく、きちんと授業に出てまじめに取り組めば、修了時の筆記試験にパスして取得できます。筆記試験は、「確認テスト」のような位置づけですので、テスト前に講座の内容をきちんと振り返っておくことが重要です。
介護初任者研修の資格学校としてはニチイ学館や、三幸福祉カレッジ(日本教育クリエイト)、ソラスト、ハクビ、未来ケアカレッジといったスクールがよく知られています。中には通信講座とセットのコースがあるのですが、通信受講のみでは資格取得ができません。厚生労働省が初任者研修の実施方法について定めているのですが、通信講座をとりいれる場合は40・5時間分までが上限となっているのです。ですので、現時点ですと、通信教育のユーキャンでは取扱いがありません。
介護の資格学校は、受講費用がまちまち。初任者研修講座の料金は、7万円から16万円くらいまで幅があります。ですので、一通り情報を集めてみるとよいです。
【授業料無料の講座ってあるの?】
離職中であれば、授業料無料の職業訓練 公共職業訓練や求職者支援訓練が受けられます。期間はおおむね3か月。だいたい平日の日中に受講が行われています。ハローワーク(職安)が窓口ですので、電話などで直接問い合わせてみるといいでしょう。ハローワークに聞けば、受講できる講座があるかどうか教えてくれます。
授業料が無料とあって、職業訓練は競争倍率が高くなることがあります。応募数が定員を上回れば、面接などで選考されます。ですので、授業料はタダですが、テキスト代や健康診断の費用等が1〜2万円程度かかります。
【職業訓練受講給付金など】
求職者支援訓練の場合には、「月収8万円以下」といった条件を満たす場合は、月々10万円の職業訓練受講給付金をもらいながら訓練を受けることができます。
公共職業訓練ですと、失業保険の給付を延長してもらえる制度があります。
【介護福祉士をめざそう】
介護福祉士の国家資格を取ると、年収が上がったり、就職がしやすくなったりします。この道を究めるつもりであれば、介護福祉士をめざして勉強するのがよいでしょう。離職中であれば、「介護福祉士養成のための実務者研修」(介護福祉士 実務者研修)という資格も、授業料無料で受けることができます。介護福祉士実務者研修は、初任者研修より授業日数は多く6か月程度のコースが多くなっています。
これから実務経験ルートで介護福祉士をめざす場合は、実務者研修を修了し、実務経験が3年になると、国家資格である介護福祉士が受験できます(福祉系高校・介護施設ルートの人は除く)。
ヘルパー2級廃止後、国の方針として、介護福祉士に一本化する形で介護資格の改編が行われました。こうしたこともありますから、離職中で時間に余裕があるのなら、こちらのコースを受講してみるのも一手です。
以上、介護資格の概要をまとめてみましたが、介護資格制度は、このところ改編続きです。また、新資格・介護職員初任者研修の筆記試験は、国家資格ではなく、資格取得学校によって難易度や合格率がまちまちになっています。ですので、最新の正確な情報については、資格取得スクールなどにも確認するようにしてください。
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