【香川県】職業訓練受講給付金の「詐欺未遂」で、訓練校の8人を起訴

職業訓練受講給付金の「詐欺未遂」】

香川県で、給付金詐欺未遂です。

求職者支援制度を悪用したとして、職業訓練学校の元学校長らが起訴されました。毎日新聞によれば、8人は共謀して、2012年3月26日、受講生が授業にほとんど出席していないのに、ハローワークに虚偽の出席状況を記載した申請書類を提出。給付金をだまし取ろうとしたようです。

(ソース)
毎日新聞:給付金詐欺未遂:元学校長ら8人を起訴−−地検 /香川
 (2012年8月1日)
 http://b.hatena.ne.jp/entry/mainichi.jp/area/kagawa/news/20120801ddlk37040704000c.html

求職者支援訓練は、窓口はハローワークですが、実際に授業をするのは民間企業。行政が民間に授業を委託するので、委託訓練とも言われています。一定の条件を満たせば、どんな会社でも職業訓練校になることができます。受講生がたくさん集まり、彼らを再就職させられれば、訓練を行う会社は、多額のお金を行政からもらえる仕組みになっています。

巨額の予算が動いているので、中にはいい加減な運営をする資格取得学校等も出てきています。

なので、職業訓練を受ける場合には、口コミ・評判をきちんと調べ、施設見学もしたうえで、しっかりした運営の職業訓練校を選ぶことが必要です。


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